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ハロウィン考 [風景・和菓子]

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いつの頃からか日本でハロウィンが盛んになってきた。
雑貨店で西洋オバケ・化け物に変身するグッズが売っている。
映画の『E.T.』(日本公開は1982年4月5日)のハロウィンのシーンは印象に残っている。でもあの頃(34年前)は、日本でやっていなかった。

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もともとケルト人の行事だった。
ケルト人?ウルトラマンと闘った宇宙人みたいな名前やね。
紀元前1200年〜紀元前500年に中部ヨーロッパにいた民族。
ローマのカエサルの『ガリア戦記』に出てくるガリア人というのは、ケルト人だった。ローマ帝国に支配された民族ですね。

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ケルト人の1年の終わりは10月31日で、その夜は、夏の終わりを意味し、冬が始まる。その日に死者の霊が家族を訪れると信じていた。日本でいえば節分とおなじ発想ですね。季節の変わり目に、地上が不安定になり、時空に歪みが生じ、あの世とこの世の扉が開く。死者の霊も来るけど、魔物もやってくる。だから火を焚き、悪魔避けをしていた。
その風習が新世界に移住した人たちにも引き継がれ、アメリカ独自の行事になっていった。キリスト教とは、無関係の行事。でもキリスト教もうまく布教に利用したのかもしれない。聖者の誕生日と関連づけたりしている。

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↑亀屋良長「MOON」こういうデザインならまだ許せます。

そのアメリカ版ハロウィンが東京ディズニーランドやUSJでイベントを組むようになり、現在の形になってきた。
我々の世代としては、まったく馴染みのない行事かも。
ハロウィンの扮装でゾンビが多い。死者がウロウロするからなのかな・・・。
ゾンビといえば1968年のジョージ・A・ロメロの『Night of the Living Dead』ですね。あれは、死者の霊というより死者そのものなんだけど・・・。
『下流社会』という本を朗読で聴きました。
ああいう風に騒ぐのは、下流社会の住人の特徴らしい。日ごとは、一人でおとなしくくらしていて、サッカー、野球等の観戦していっしょに感動して騒ぐのだそうです。ストレス発散なんでしょうね。国もそういう人たち制御するために、時々そういうイベントを設けてガス抜きをする。でないと国への不満が溜まり、下手をすると革命になったりする危険性がある。スマホやネットもガス抜きに使えるらしい。そう考えるとちょっと嫌な気持ちになりますね。
ネットの匿名性、ハロウィンの仮装なんかも匿名な感じですね。
でもハロウィンで扮装した悪い奴なんかも出現してくるのかな・・・。

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↑外郎、キャラメルあん。キャラメルあんというのも面白い。

京都では、「節分お化け(せつぶんおばけ)」がある。いまいち広がらないけど、これからやるようになるのかな・・・。冬の寒い時は、無理かな。
やっぱり10月31日のようにいい気候の時期がいいのかも。
京都の夏、「万灯会(まんとうえ)」をやりますよね。あれ幽霊の扮装でいくとかだめかな・・・。おっさん(和尚さん)に怒られるか。でも最近のおっさんならならやるかもね。家でハロウィンやってそうだしね。少なくともクリスマスはやっている気がする。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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