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鯖街道 [食]

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↑鴨川に架かる出町橋にある石碑

冷蔵庫という家電が登場する以前、京都市内には、新鮮な魚貝類はなかった。
生きて運べるのは、瀬戸内海方面から鱧(はも)、福井方面から塩漬けの鯖ぐらいだった。
鱧なんか、いまは高級なものとして紹介されるけど、京都の人間からすると食べたくない魚だったかも。少なくとも私はそうだ。同じ形状なら鰻の方が絶対いい。
鮒や鯉は魚屋さんにあった。鮒や鯉の洗いは食卓に上った。
私の小さい頃は、蜆や泥鰌の行商が売りに来た。蜆は琵琶湖の瀬田方面から売りにきていた。泥鰌は、その場で裂いてくれた。小さい時、泥鰌を裂くのを飽きずに見学していたな。
肉といえば、お豆腐かかしわだった。
年に1回ぐらいは、牛肉だった。
豚は基本的に食べなかった。

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↑この日のランチ、魚熊「天ぷら定食」800円、値段がすごいでしょ。

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↑魚熊「うなぎかば焼定食」1,000円

我が家は、子供が4人いた。
お肉といえばかしわでしたね。
近所にお豆腐屋さんがあったので、毎日のように子供にお豆腐やお揚げさんを笊やボールを持って買いにいかせた。

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↑うなぎかば焼き

麻婆豆腐を家でつくる時は、お豆腐7丁使っていた。
子供用と大人用の麻婆豆腐を作っていたのです。
昼はよく揚げたてのお揚げさんを買って来て、生姜醤油で食べるのが最高だった。
今は、デパ地下でパック入りの豆腐を買っている。
情けない。

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↑出汁巻

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↑しめ鯖

鯖寿司の話しにもどります。
京都の鯖寿司は他府県の方からするとバカ高いでしょうね。
私は、小さい時は苦手でした。
特にあの青い模様がだめだった。もっとも食べると蕁麻疹でした。
食べるようになったのは、ここ20年ぐらいなんです。
京都の春や秋の祭りの時、親戚に鯖寿司とお赤飯を配るという習慣がありました。
鯖寿司は、各々の家庭で作っていたと思います。お赤飯は、お餅屋さんで作ってもらっていたかも。もっとも我が母は、いつも出前をとっているお寿司屋さんで作ってもらっていたと思う。それを親戚に自転車で届けるのが私の役目だった。「おため(お多芽)」をもらえますからね。
「おため」ってご存知ですか?
贈り物を受けた時の返礼の品のこと。この考え方が身体に染み込んでいるんですよ。
小さい時、友だちの家に遊びに行く時、「はじめて行く時、手ぶらでいったらあかんえ」と言われて育っています。贈り物をもらったらおためをするのは当たり前なんです。
大人になって、他府県の人と付き合うと調子が狂います。手土産でも他府県の人は気を使わないですよね。京都人が京都人の家に行く時、道の駅や新幹線の駅の売店で買ったお土産を持って行きません。京都人から京都人への贈り物は難しいですよ。1回失敗すると三代ぐらい言われますからね。
最近は、そうでもないのかな?
だから、小さい時からきつう言われて育ちます。まあ、家によって違うでしょうけど。
京都人から京都人へ手土産は、ちりめん山椒を持っていく場合でも、贔屓のお店を間違うと困ったことになります。しののめ派とはれま派と別れたりします。

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↑天ぷら

鯖寿司って年に1〜2回食べたくなりますね。
普段は、あまり思わない。
私は魚の脂が苦手なんです。みなさんが好きな鮪だってだめなんです。
牛肉の脂はそれほどでもないけど・・・。
食べても、今日のように一切れぐらいなら美味しくいただきます。
小さい時のようにアレルギーではないと思うんやけど・・・。

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↑魚熊「鯖寿司」一切360円、私はこれで十分なんです。美味しかったですよ。

今日の記事は、休み休み書いたからバラバラ状態になってしまいました。
一気に書かないといけませんね。
すんませんなぁ。

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タグ:京都
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