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鬼が寝返り、福は内 [社寺]

節分風景の最後の記事になるかな?
2日に吉田神社に行ったので、3日は行かないつもりだったけど、父親にPCの使い方を追加で教えることになり、昼から出動。

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↑鬼が暴れています。

聖護院門跡に行った時は、人がいっぱいだった。
毎年こんなに人が多かったっけ・・・。
聖護院門跡は、修験道の本山派の中心寺院。
修験道というのは、山岳信仰を仏教に取り入れた考え方。
山伏(やまぶし)という独特の衣装を見たことがあるでしょ。
最初にはじめたのは、役小角(えん の おづの /おづぬ /おつの、634〜701)は、634年から701年に生きた実在の人物。加持祈祷の力はかなり強かった。
ただ、反政府側なのでドラマや映画になっていないから、よく知らない人も多いでしょう。
その点、空海(くうかい、778〜835)や安倍晴明(あべ の せいめい/ はるあき/ はるあきら、921〜1005)は、政府側なので、比較的知名度が高い。
もっとも晴明は、マンガや小説で知られているので、本当の実体と違うかもしれません。この3人が微妙に活躍した時代がズレている。
同じ時代なら役小角 vs. 空海+安倍晴明となるのでしょうね。

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↑亡者に向かって豆撒き、亡者たちは争って豆を奪い合います。

さて聖護院門跡の節分会は、ちょっと他と違います。
まず赤鬼、緑鬼、黄鬼が登場して宸殿で暴れます。それを年男や年女が豆で追い払おうとします。でも素人の悲しさ、退散しきれません。
そこで住職や山伏が鍛えた験力を使い鬼たちを弱らせます。
結局、鬼が仏の力に屈します。本来なら一気に鬼を全滅させると思いきや、日本の場合はそんなことをしません。改心させるのです。
そして、鬼も含めて皆で俗世間の亡者(観客)に向かって豆を投げるのです。
その豆を亡者たちは、争って奪いあいます。
※年男・女/干支が今年なら酉年の男女

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↑宸殿の前で採燈大護摩供をします

吉田神社の追儺式も同じように元鬼(方相氏)が鬼と闘う。結局、鬼が負けて「I'll be back」と言い去って行く。そして、また一年後帰ってくるのです。
たまには、鬼が勝ち、住職や山伏が悪になり、それを見ていた亡者(観客)が豆で退治するという革命パターンなんかもいいだろうな。

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今回、時間ギリギリに行ったので、もう人がいっぱいで宸殿には近づけなかった。
宸殿の中の照明がないから、遠くから見ると何をやっているのかよくわからなかったです。ライティングに工夫が必要ですね。音声も。

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↑矢が前のおじさんの頭に刺さっているように見える。ちょっと面白い。台詞をいれようと思ったけど、面倒だったのでやめた。

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豆撒きの行事が終わったので、実家に行きました。
父親にiPadの使い方のトレーニングをしておりました。
時間が来たので再び聖護院門跡へ。
第二部採燈大護摩供がはじまります。
他所のグループの山伏さんが「ほせて」と来ます。
その他所の山伏さんが偽物かどうか、問答をしやはります。

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それから場を清めるため、弓矢、斧、刀などを使って清めます。
そして、護摩に点火。
最近、どうもこの点火の状態がようないですね。
煙ばかりでます。
燻されたら、服に匂いが付くので、風向きを変えて降りました。

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なかなか炎が出て来ない。
もう帰ろうと思ったぐらいからちょっとだけ火がでてきた。
炎と真言、太鼓が好きなんですよ。
最近、消防の方がうるさいから、どこの社寺もおそなしい護摩かも。
火事になったら大変ですからね。

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この時は、最後まで居なくて早い目に撤収しました。
次のお座敷があるしね。
以上、聖護院門跡の節分会でした。

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タグ:京都 社寺
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