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躙口で考えた [社寺]

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今日の記事は、一昨日の建仁寺塔頭霊源院『甘茶の庭「甘露庭」公開』の続き。
霊源院の建物内の写真。

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お座敷は、それほど広くないです。
でも私の家より広い・・・。
最近、こういう何にもない空間に憧れます。
ボーッと庭を観ていたい。
ネットも電話もコンピュータもない状態。
最近、ネットは余り観なくなりました。
テレビも同じ。ラジオも。
だんだん自分自身がガラパゴス化しているかも。

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私は、ありがたいことにこういうお寺が多い京都東山地区に住んでいる。
それも歴史的に有名なお寺が多い。
歴史が重積している空間。
それが年齢が進むにつれて観じられるようになってきた。
若い頃は、そういうのが観じられてなかった。
そういう事からすると加齢も悪くない。

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さて、上の写真が「躙口(にじりぐち)」。
甘茶をいただけるということで申し込むと案内してくださった。
「せっかくですので、ここからお入りください」とおっしゃった。

みなさんならどうされます?
1.リンボーダンスで入る。 →柔軟性が問題になる
2.匍匐前進で入る。 →杖を抱えて前進
3.お腹を上にした匍匐前進で入る。 →杖をお腹の上で抱える
4.高飛び込みで入る。 →向こうの部屋の茶釜ブースに激突する可能性有り
5.ステッキを使った棒高跳びで入る。 →ステッキの強度に問題?
6.跨いで入る。 →脚の長さがちょっと足りないかも
7.座って頭を下げて入る。 →扇子と杖をどう使う?
8.テレポテーションで入る。 →イメージではできるけど・・・
9.縁側から向こうの部屋へ入る。 

どうしますか?
これが知り合いの家なら「3」上の出入り口?から綺麗に跳びこむでしょうね。
でも茶釜に足で蹴散らすでしょうね。

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スマートでないけど、杖を引きずりながらハイハイで入りました。
杖を扇子代わりにならなかった。残念。
無事部屋に入ったご褒美に甘茶と干菓子をいただきました。

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↑左が甘茶、右が干菓子(おちょぼと麩煎餅)

甘茶は、花祭りの時飲んだものと同じ味でした。
うすら甘いお茶の味がしないような・・・感じです。
麩煎餅には、生姜砂糖の味。
「おちょぼ」は、落雁は、名前が「おちょぼ」。おちょぼ口からきているのかな?
落雁は、米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して乾燥させた干菓子。小さな時は、嫌いなお菓子でしたね。きっと神社のおさがりとかの影響かも。おの「おちょぼ」には大徳寺納豆が入っています。和紙で個装してあるのがかわいいでしょ。
同じ個装で和三盆製がある。和三盆だと思って落雁だったらちょっとがっかりします。昔からです。
そういえば落雁って作りたては、美味しいのです。こんなものは賞味期限はないように思われます。でも無害ですがカビが生えるらしい。それが風味を損なう。嫌いになったのは、お供えをしてあり、風味が落ちて、しかも線香の匂いがするモノを昔は子供におやつとして食べさせた。その影響で嫌いなのかな・・・。
州浜もそうだ。

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↑「おちゃぼ」という名の落雁。赤の点が可愛い。二つ並ぶとオッパイやね。

甘茶より薄茶の方がよかったかも。干菓子と合いませんね。

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私は、普通、杖というかステッキを持っている。
身体を支えるためというより、雑踏で歩く時、人が当たらないようにするためにステッキを持っています。雑踏を歩くと怖いですよ。歩く人が自分の進む方向を見ていないのです。杖を持っていると認識してくれる場合が多いのです。

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ただ、お寺の拝観なんかで靴を脱いで座敷にあがる場合があります。
その時、杖用のスリッパ?を持っています。
杖の石突きに小石が挟まっていたり、汚れていたりすると問題ですからね。
お寺は建物が文化財ということもあります。傷が付くと大変です。
受付で杖を預かってくれるなら必要はないのですが、大抵預かってくれません。
松葉杖の時は、トイレ用の杖スリッパをもっていました。
個人の家でも同じです。土足やトイレのスリッパで座敷に上がられたら、絶対嫌ですからね。
こういうスリッパというか石突きカバーは、鞄の中に必ず入れるようにしています。
お年寄りが杖を使っているのをよく見ます。高齢化社会なんだと思います。でも以外とこの種のカバーを持っていませんね。

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タグ:京都 社寺
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