So-net無料ブログ作成

クマリン? [和菓子]

DSC03554.JPG
↑鶴屋寿「桜餅」

この時期になると桜餅を食べたくなる。
なぜなんだろう?
桜餅独特の香りのためかな?
あの香りを生の桜で感じたのは、御室仁和寺のお多福桜を見に行った時、昔は桜の花にかなり近づけたのです。
近くを歩くとフト桜餅の香りがしたのです。

DSC03557.JPG
↑こういうピンクに着色していない道明寺タイプが好きなんです

あの独特の香りは、どの桜にでもあるらしい。
名前は「クマリン」という芳香成分なんだそうです。
葉に含まれているそうです。花にはない。
でも生の葉ではクマリンが糖と結びついた状態(配糖体)で細胞の中に含まれているため、香りはないそうなんです。
葉を塩漬けすることにより、葉の細胞が死ぬと配糖体が分離しクマリンが生成され、独特の香りが生まれるのです。
それが桜餅の香り。

DSC03562.JPG
↑大きさもあまり大きくないしね。最近ちょっと小さくなった?

あの御室のお多福桜の香りが桜餅の香りがしたのはなんだろう?
でもあれ以来、この時期に桜餅を食べたくなるのですよ。
私の好みとして、本日の写真のように着色をしていない道明寺タイプのが好きかも。

DSC09214.JPG
↑萱島民生「ゴマ団子(さくら餡)」

DSC09216.JPG
↑香りは弱いけど、春らしいゴマ団子

ただこのクマリン、名前はかわいいけど、抗菌・抗酸化作用や抗血液凝固(血栓予防)作用があるといわれる一方で、肝毒性や腎毒性も持ち大量摂取は危険です。とはいえ桜餅の葉に入っている程度の量では問題ないとのこと。

DSC09271.JPG
↑昨日(4月2日夕方)のベランダ桜

DSC09280.JPG
↑ちょっと弱って来ているかも

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 和菓子
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 4

LargeKzOh

お陰様で、この時期に桜餅が食べたくなる理由が解りました。
ここ横浜ではもう20年来以上、つぶしあん型は淘汰され、ほぼ全て道明寺型になっています。
歯ごたえ&名前が成功の元かもしれません。
by LargeKzOh (2019-04-03 09:53) 

京男

> LargeKzOhさん、こんにちは。
小さい時は、道明寺の桜餅を嫌いでした。おはぎと誤解していたからかも。横浜・・・そうなんですか。面白いですね。
by 京男 (2019-04-03 11:23) 

ゴーパ1号

こんにちは。
桜の木に近寄ると匂いがしたのは気のせいだったのかなぁ。
あれは冬だったような…
by ゴーパ1号 (2019-04-03 11:41) 

京男

>ゴーパ1号さん、こんにちは。
ひょっとして葉以外には、糖分含有率が低く、クマリンさんが活動できる条件があるのかも。推測ですが。
by 京男 (2019-04-03 11:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。