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転ばぬ先の杖 [風景]

昨日は、父親を病院に連れていく日だった。
朝、電話をすると急にケアマネさんが昼から業者を連れて来るとのこと。
私がケアマネさんに以来していた件だからしかたないのか。
でも、なんで私に電話をしてこないのか?
今週の私のスケジュールはとても忙しい、介護問題で時間を取られるのがつらい。
しかも当日になってとはね。
介護の世界は、普通の社会と違うのかな?

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↑今日の写真は、東寺の景色

取りあえず、病院に父親を連れて行く。
ドクターに依頼しないといけないことがあった。
でも父親の血液検査の結果で言えなくなった。
数値が上がっていたのです。
原因は、父親が転けて膝を打ち、腫れて痛かったからジッと動かない3週間だったからだと思う。動かないけどコンビニのおかずを買って食べていたのとビールを毎日飲んでいた!呆れてしまいました。

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↑蓮がすっかり無くなっていた

しかも糖尿外来の診察室で、整形外科的な話とか、眼科的な話を父親がするのです。思わず止めました。同じ病院だから言いたかったのでしょうね。
高齢者は、そういう人が多いのでしょうね。
しかたなく私が父親の話を止めさせ、私が知りたい質問をササッとしました。
それで外来はお終い。父親は、もっと喋りたかったのでしょう。でもあの忙しい総合病院で患者達が本来の話をするのは、いけないですね。何を言いたいか、知りたいかをまとめないといけません。
肝心なことを聞かないのですよ。高齢者は。

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診察が終わったら会計。
すごい行列でした。
連休前だからかな・・・。
院内薬局と院外薬局でも待たされる。
結局、ケアマネさんが来る予定の時間が来そうなので、ランチは食べられなかった。

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急いで実家に帰り、PCの調整。
この間、父親が弄ったので画面表示がおかしくなっていた。
やれやれ。
ほどなく、業者さんが来た。
聞くとケアマネさんは来ないとのこと。
「?」
ケアマネさんは、もともと来ないことになっていた。
玄関の手摺りは、持って来てもらったモノでOKだった。
そうなんです。父親が転けた場所の検証をし、対策に手摺りを据え置きタイプのモノをリクエストしていたのです。実物をみてOKだった。
これで夜中トイレに行く時のリスクが無くなった。
それから父親に「中途半端に伝言を聞かないように」と叱った。
それから家の中で私の持って行ったマグネシウム合金製のロフストランドクラッチ杖を使うように指導し始めた。
テストを兼ねて、デパ地下につれて行った。
普通の杖と違い、ロフストランドクラッチ杖は、安定できるのと私が使っていたぐらいだから、強度は問題ない。寄っかかってもびくともしない。無理矢理父親に持たせ歩かしていた。歪んでいた姿勢が真っ直ぐになり、楽に歩けるようになった。私の計算通り。
数年前から渡して言っているのに、無視していたのです。
変な頑固さがある。
高齢者になるとそうなるのかなぁ・・・。
私のアドバイスを聞かない。
昨日は、遅めの昼食を食べながら、私が杖を持つようになった話をした。
父親は、私の入院生活、手術、涙のリハビリ状態、2年間の松葉杖経験のことを知らないのです。息子の状態を全く理解しようとしない。そういう体験をしたから、杖に関してはちょっと専門家なのにね。

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使ってみると痛めた膝が痛くなくなり、スムーズに歩けるようになった。
だから言っているやろ!
「転ばぬ先の杖とはこのことを言うのだ」と言いました。
自分の脚で歩けなくなったら、美味しいランチも食べられなくなる。
あっという間に寝たきりになり、美味しくないモノしか食べられなくなる。
それでもいいのか?
早く死ねたらいいけど、そんな状態で生きても意味がない。迷惑なだけだ。
「なにもやってくれない」と言う前に、自分で出来ることを精一杯やるのが人間らしい生き方。やれるだけのことをやっても出来ないことを回りに依頼しなさい。
しっかり考え、表現する。身体を動かす。「ニコピン」でないとだめだ。
「ニコピン」とは「ニコニコ・ピンピン・コロリ」。死ぬ1日前までそういう状態でないとね。そのためには、懸命に生きなくてはね。自分は何のためにこの世にでてきたのかわかっているの?その答えを得ようとしないの?動物のように喰って飲んで、くそするだけの人生なのか?

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↑左側の杖をこれから父親が使います。マグネシウム合金製のロフストランドクラッチ。いい杖なのですが、ガタツキが気になった。ロックタイトという、はめ合い用接着剤で固定はしているけど、長さを調節する機構がゆえに、気にくわなかった杖。最終的には、カーボン製のフルオーダーのロフストランドクラッチになりました。

あなた方夫婦は、私をこの世に生み出したことに感謝している。
教育も普通以上に援助してくれた。
だから、こんなに立派になった(?)。
恩返しに、最近のノウハウで恩返しをしているつもりだよ。
だから、事が起こる前に手を打っている。
だから、この杖は使うように。
「転ばぬ先の杖」だから。
転けて骨折したら、ジエンドになる。辛いよそれは。

なんて話していた。
私の脚の状態をハッキリしらなかったのには驚いた。
見舞いにもこなかったものね。
きっと怖かったんだろうな。私の姿を見るのが。
気の小さい父なんです。

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タグ:京都 風景
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